3匹のすずめ(ブログ)

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東京の墨東六区に降る雨は最近はあっさりしたものが多かったのですが、この二日間ほどは

夕方過ぎから真夜中にかけてザザザザアと景気よく降る。

雨が降るとつい口ずさむのは 「雨が降ってる日曜日、坊や泥んこ、どうしたの、あそこの門で

ころんだの、どうしてそんなに急いだの、明星即席ラーメン、パパと一緒に食べたいの」 です。

ご存知の方はいらっしゃるでしょうか、私もいつから知っているのだろう。まあどうでもよいと

して、適度な雨はそんなに嫌いじゃないんです。

でも10年ほど前、バイクで山梨から静岡に抜ける山道でカミナリごろごろどっぴんしゃんの

強い大雨に会った時は死ぬかと思いました。心から乗用車はいいなあと思いました。

by ひいチュン

6日から始まった第35回江戸川伝統工芸展が11日盛況のうちに終了しました。

私は、毎日会場へ
DMを差し上げた以外の方々も大勢来場くださいました。
せっかくお見えいただいたのに、他の方と一緒になってゆっくりお話しできずに失礼してしまいました。

又、来年までどんな作品を生み出せるか、素敵な出会いのために頑張ります。

ご来場くださったたくさんの皆さま本当にありがとうございました。

※とんかつ田の食事会、美味しいものを楽しい仲間と一緒に過ごす時間は至福の時です‼

 

 

映画カサブランカのなかで「君の瞳に乾杯」って言いますよね。この映画幾度見たろう、

モノクロフィルムが美しい情感をだす名画です。ハンフリー・ボガードのきざったらしい

演技、バーグマンのういういしい美しさ、1942年のこの映画を私はもちろんリバイバル

上映でみました。言ってみたいですよね、「君の瞳に乾杯」、相手がいればね。

バック音楽はもちろん、”時の過ぎゆくまま”

by ひいチュン

唐変木(とうへんぼく)なんですが、使われる意味としては「偏屈な人・まぬけ・わからずや・

一風変わった人」というのですが、ほとんど私なのです。語源をみると(遣唐使が持って帰った

どう使ってよいのか分からない木片)とあるのですが、ピンとこないのです。それにしても

江戸時代以前から「この唐変木野郎が、」と使われていたというのですから大事にしなければいけない

言葉です。事実わたしの世代では今も流通している生きた言葉ですが、お若い方にはイヤハヤでしよう。

でもほんとにどんな木片なんだろう、正倉院には入ってないのかな、見てみたいな唐変木。

by ひいチュン

私は今もグレン・グールドを頻繁に聞いている、今この部屋で響いているのは

1959年ザルツブルク・ライブ盤だ。この盤にはシェーンベルク、モーツアルト、バッハ

が入っている。彼の音楽には魔力が秘められている、私はそれに惹かれ彼のレコードと

CDをほとんど持っている。彼の早すぎる死は(1982)ショックだった、

それはジョン・レノンの時(1980)と似ている。

両方共ラジオのニュースで知った、もう彼からの新しいメッセージは聞けない

のだと思った。彼のバッハは宝ものだ、特にゴールドベルク変奏曲は。

私のようなぼんくら頭でも彼の演奏を聴くと、しばらくの間は明晰になった気持ちに

させるから不思議な魔術師だった。これからもグールドさん、聞きつづけますよ。

by ひいチュン

 

 

船堀の”とんかつ田”という店で、ヒレカツと大エビのご飯を食べました。

年に一度の船堀タワーホールで開かれる、伝統工芸展に合わせて、毎年

ケイジロウ氏、マリコさん、サヤさん、草薙さん、と私がこの店でトンカツを食べる

という行事がもう数年つずいています。其の度に、もう一年たったのかという感想

を誰かが言い、皆でうんうんとうなずきます。いろんな事があっても、無事にまた

一年過ごせたということなのでした。この店のカツは柔らかくて、サクサクして

私には食べやすいので好きです。ご飯とみそ汁は、おかわり自由です。

by ひいチュン

 

6日目、遂に最終日。悔いのないよう、これまで色々と取り零していた場所へ―。

 

まぁ、抑えておきますか。青葉城址↓

 

ここも私が行ったら雨が止んだ♪お誂え向きに烏が2羽留まっていたのでご出演頂く🌼これが雀なら完璧だったのだけどね(´ω`)

 

 

※伊達政宗が使用した8つの家紋のうち、最も有名なのがこの竹に雀-「仙台笹」です。

表情が、オモロ…wwww

 

まぁ像はおまけで、本当に行きたかったのはこちら↓青葉城資料展示館です。色々とツッコミどころはあったけれど、そこも含めてプチ面白い場所でした。

 

 

これは火取香炉。Σなんっって美しい銅製の火屋でしょう(*‘∀‘)お香文化も雅ですよね~。聞香に憧がれた時期もありましたが、慢性鼻炎の私には遠い夢でした。。。

 

 

杓子にすら箱が付く……箱にすら九曜紋が入る……(0言0)

 

 

よくぞ折れずに残っていたで賞!匠の技……✨肉眼で見ると本っ当―に細かくってうわ~~。

 

 

筆まめで有名だった政宗公。書状も恋文も沢山残っていますよね。

 

 

笑っちゃったのはこれ↑戦場で着用する甲冑に、鼻紙袋が付いちょるww 「忘れ物ない?ハンカチちり紙持った?」なーんてやり取りが出陣前に(-∀-) まぁ本当にティッシュを入れていたかは不明だそうですが、でも実際必要だったと思う。

 

 

驚いたのはこれ↑なんと戦国時代のJISマーク★

完成した具足に至近距離から実弾を打ち込み、弾丸が通過するか否かの品質検査をしていたらしい。政宗公の時代に始まって以降、後の藩主にも受け継がれていったんだって。

 

 

次は社殿が国宝に指定されている大崎八幡宮へ。しかし9/1に行われる月首祭への準備のためか、せっかくの社殿の前にテントが設置してあって雰囲気がさっぱり解りませんでした(´・ω・`)祭事、成功しますように…。

 

 

 

 

 

気を取り直して最後の観光へ。

それが『地底の森ミュージアム』です。 仙台は市内中心部も含めて地層の観察や化石採集の場所に恵まれている土地です。博物館で化石を見ようか地底の森で2万年前の遺跡面を見ようか悩んだ結果、森が勝ちました(^0^)

って旧石器時代の人が残した生活の痕跡と氷河期の森の跡、この両方を“発見時の状態のまま”展示している施設は、世界中でここだけなんだよ!

 

 

これが小学校建設のために土を掘ったら現れた、2万年前の樹木群のほんの一画です。 驚きなのは、鹿の糞や焚火の跡まで残っていること。常に湿気いっぱいの土でうるるんパックしていたことで風化しなかったらしい。

 

 

ん?なら今のお肌カサカサ状態やばいんじゃん??

 

 

はい。やばいので、特殊な液体を年に数回塗り続けることで乾燥を防いでいるんだって。

もう一つ興味深いのは、遺跡を発掘されたままの状態で公開展示するために、遺跡を大地から切り離さず、床のない特殊な建築土木工法を用いていること。

地下水の侵入を防ぐため、厚さ80cmの外壁を地下20mの深さまで築いている、と……。

素晴らしい執念★でもここまでしても全ては防げないらしく、最終的には地下水を吸い上げているんだそう;;ご苦労様です!

 

 

お客も暫くの間私だけだったので、地元のおじちゃんボランティアが懇切丁寧にぶっちゃけ話を織り交ぜながらガイドしてくれました。

最初「勉強ですか」と聞かれ「観光です」と答えた時の、あからさまに驚いた顔っ。観光客がわざわざこんな場所を選んで来てくれたの?という表情でした。いやいやおじちゃん誇りを持とうよ!凄いっスよここ(@△@;

 

 

↑発見当時の様子。地元のおばちゃん達も大勢クリーニング作業に参加したんだって!

ぅぅ羨ましいぃ~~(;゚Д゚)!!

 

 

これにて今年の旅レポは終了です。汗もかかず雨の被害もない、とても素敵な旅でした。

 

by さぁチュン

5日目、秋保温泉郷へ。ここの目的は温泉ではなく(散々湯に浸かったのでもう満腹♪)仙台の観光地を調べていた時に、どうあっても食い込んできていたとあるスーパーでした。

 

それがここ。『スーパーさいち』

 

 

TVをほとんど見ない私は知らなかったのですが、何やら伝説のスーパーらしいですね。ここは交通の便も良くはないし、店舗面積も80坪と全く“普通”です。なのに、年商はなんと6億円!しかもおはぎとお惣菜の惣菜部門のみでその半分稼いでるとか。

中でも名物のおはぎは、1日平均5千個、土日祝日なら1万個以上、お彼岸ともなると2万5千個も売れるという、まさに伝説のおはぎ。

交通の便は本当に悪かったけれど、開店直後からごった返すとのことだったので、なんとか開店30分後には辿り着いてました;;てか駐車場専用の警備員が2人も常駐してるなんて確かに異常(@◇@。

 

 

やったー♡まだ温かいぜ!

 

 

大きい~!そして重いッ;1個146gもあってゲンコツのよう。でも一般的なおはぎよりもご飯の粒がしっかり残っていて、しかも絶妙な甘さ控えめ♡確かにこれ超美味しいわ。こんなに大きいのにペロリといけてしまって、あれ?;ってなる。

惣菜も、情報通りどれも本当に輝いている★なんじゃこりゃ。果物とかもみんなキラキラと瑞々しいのですが、えっどこから仕入れてんの??!

素人でさえ知りたくなる程の魅力。やはり全国から研修や視察の申込みが殺到しているんだって。それを無料で受け入れているというから太っ腹。実際私がお店にいる間も、明らかにどこかの上役の人が視察に来てたよ。

 

ここで朝食を摂るつもりでいたので、駐車場のベンチで早速朝ご飯♪

~~~うっまぁぁああああ☆彡

 

 

ずんだ最高!瑞々し~ッ卵サンド、初めて啜った!!これ3個で220円だよ?!

 

 

あと何故が非常に美味しそうに見えて買ってしまった黒ごまホワイトチョコ。

え。ちょ、美味しすぎて挙動不審。後ひきすぎる味……思わず再来店して買い足しちゃいました(爆)

 

このスーパーで、各方面へお配りするお土産の9割を購入。新鮮・安い・独自商品と三拍子揃ってとってもお買い得♪

私初めてスーパーでクレジットカード使ったよ(苦笑)全く悔いはないけどね★

 

 

この土地、スーパーならではのお土産。乾燥させたなめことかしじみとか、見たことなかった。何より美味しそうで嬉しい。買い足したチョコレート(黒ごま・白ごま)極めつけは……ずんだあん(⋈◍>w<◍)。✧♡

私ずんだ好物なのです~!仙台に降り立ってからそこいら中がずんだずんだずんだ…誘惑にひたすら耐えた甲斐があった★絶対美味しい&経済的!華やかな見た目より実を取る自分が好きです(≧▽≦)

 

 

さて、最大の目的を達し、次は磊々峡へ。 30分くらいの遊歩道とお手頃感を謳っていましたが、入口からこんなでした。

 

 

(゜-゜)凄すぎ。流れはとても速く、音も凄まじい。ミスト150%

こんな場所が道路の脇にいきなりあんの?よく見ると、岩肌の上は普通の民家だよ。え、これを毎日窓から眺める日常ってなに???

 

 

自殺志願者は住んじゃいけない土地だと思った。勝手口からダイブですよ。成功しかしないわ。

 

 

これは天斧巌というらしい↑なるほど、天上人が振り下ろす斧くらいでなければ、こんな巨大巌は真っ二つにできないと。

 

磊々峡、絶対お勧めです。秋保に行った際には是非。

 

 

次は無料のレンタサイクルを利用して、伝統工芸の里へ。なだらかな山の上で舗装もしっかりしていたのですが、この旅で唯一汗をかきました(笑)学生気分でチャリを漕ぐとこうなる…@@情けないです;;;

でも収穫はあったよ!正直私がこけしを買うとは思わなかった(*´Д`)でも良い物だったので、手が伸びてしまいました。

こけしにも色々流派があるらしく、ここのは本当に昔、元々子供の遊び道具だった頃の形状を継いでいるらしい。だから手で握りやすいよう、くびれがあります。

 

 

ここのご主人は内閣総理大臣賞も取っちゃうくせに、普及のための遊び心も忘れない(他人事だと思えなかった…)しかもそれが全部センスが良くて面白くて、成功してるんです(^^)

 

 

 

 

結局伝統こけしと、あっかんべーこけしのバッチをお買い上げ。どの帽子に付けようかしら?

 

 

ところで帰りにこんなお店も見つけたけれど、残念定休日!

 

 

むっちゃ心くすぐられるッッ結局何屋さんだったんだろ;;

 

 

 

レンタサイクルを返し仙台へ。やっぱり交通の便が悪く、この日も施設の閉館時間が…。

 

仕方ない、最終日に廻そうと思っていた古着屋巡りにシフトチェンジです。約17店くらい巡った印象としては、男性向けのお店が多くて珍しいなぁと。

結局最初に入ったお店が個人的には1番良かった♪そこは古着屋ではなかったけれど、店主のおじ様がバイヤーとして秋物の服を語る時の口調が活き活きとしてました。夏物セールで30%引きになっていたKRIFF MAYERのTシャツを半額にしてくれ(※店主とお喋りすると半額になるらしい/笑笑)お買い上げ。

青葉通りにあるHeritagestoneというお店です。お近くに行かれた際には皆様お立ち寄りを❁

 

 

仙台のもう一つの名物らしい、麻婆豆腐かた焼きそばを食べて5日目終了。

 

 

 

by さぁチュン

健康診断に行って来ました、身長がまたちじんでいました、ああ。

まあそれから散歩に出たのですが、腕立て伏せが3回しかできませんでした、ああ。

頭が禿げようが、腹がでようが、毎日のアイスクリームは欠かせない日常です。ああ。

by ひいチュン

4日目、天気予報では降水確率80%…しかし今回の旅、何故だか私が温泉に入れば貸し切りになり、外に出れば雨が止む―

よぉし、きっと私が登れば山も晴れるさっ☀と、いざ山寺・立石寺へ向かいました。

 

資料集の常連を、まさか肉眼で見るとはなぁ…と感慨深くなりながらも駅に到着。

シトシトと良い音をさせる空を背にちょっと休憩していると、同じように「俺も今回の旅、もってるんだよ★」というおじ様と出逢いました。そんな2人が揃っているなら晴れますねっ、と話している矢先……(≧▽≦)ほら止んだぁ!

 

今だ!とばかりに入山したよ。

 

 

暫くすると姥堂が。姥堂とは、この場所から下は地獄、上が極楽という浄土口で、新しい着物に着替えて極楽に登り、 古い衣服はお堂の奪衣婆に奉納するためのお堂のことです。

 

 

どこか愛嬌のあるお顔が…という情報もあったけれど、――どこが(+v+)? 怖っ。

いやそれよりも黄色い熊よ…君等あれやろ、羽●君繋がりやろ。

 

 

 

 

 

 

さて頂上に到着~♪

 

 

Σぃよっしゃあ!雲切れてる~~(⋈◍>э<◍)。✧♡

御朱印を頂いたご利益かな?下界から水蒸気も立ち昇り、逆に幻想的な雰囲気に。一部紅葉も始まり、まさに資料集のようなワンショットが撮れました。

 

そういえば入山口手前にあった展示館、関心を示す人が少なすぎるのかお客は私だけだったけれど、結構興味深かったです。

何より特別展示されていた九相圖を間近で見られたことがラッキーでした。出るとこに出れば、人がわらわらしてちゃんと見られないヤツだよ…グッジョブ★

 

 

下山して仙台に戻る途中、“秋田で大雨のため電車を一時停止させま~す”とアナウンスが。ここで被害に遭ったかッ;と思いつつ、車内で濡れないしまぁ御の字♪と余裕ぶってたら、今日中に見て廻りたかった他施設の閉館時間が迫っていました;

 

 

まぁしゃーないと、とりあえず一ヶ所、瑞鳳殿へ。

 

 

瑞鳳殿は、寛永13年に70歳で生涯を閉じた仙台藩祖伊達政宗公の遺命により、その翌年経ケ峯に造営された御霊廟です。(※だけではありませんが簡単に)

 

 

伊達者政宗公( *´艸`)大河ドラマの「独眼竜政宗」は、その昔TSUTAYAでレンタル視聴したっけな(阿呆)

 

 

にやにや(//~//)

 

帰り道、御子様御廟に立ち寄り、その傘塔婆の多さに「そうだここはお墓なんだよな」と少し冷静になっていると、今後は『穴蔵神社』という看板が。 なにその興味惹かれるお名前っ。「熊が出たから気をつけて」の看板を見ないふりして、寄り道してみると…

 

 

おお!本物の古さっ☆ 政宗の奥方、愛姫が安産の守護神として深く信仰したと伝えられている神社だって!

私、愛姫大好きなのです❁愛と書いて「めご」と読むなんて、最強に可愛ゆいと思いませんか(💛▽💛)

裏手に渡ると石祠が。うわ、よくできてる…。近隣の民家やアパートの隅にも、いくつも同じ物がありました。

 

 

 

仙台づけ丼と旬のお刺身(鰹美味しかった♡)を頂いて、4日目終了。

 

 

 

by さぁチュン

3日目、チェックアウトして新花巻へ。初日にポスターで見て「帰りにここへ寄ろう」と決めていたイーハトーブ館の企画展へ。一人旅はこういう自由が利くので嬉しいです(^^♪

 

中野真紀子作陶展『ひのきとひなげし』

 

 

 

 

 

 

ゆっくり眺めた後お土産ショップへ。ここでいくつもの衝撃の出逢いが!!

 

まず柚木沙弥郎さんの絵が沢山あった(⋈◍>▽<◍)。✧♡ サプラーーイズ☆彡

 

 

 

そうしてほくほくしているのも束の間。 書籍のコーナーへ行くと、なんとパロル舎の賢治シリーズが!!しかも面置き、だと…?!

 

 

この出版社、その昔掠る程度の期間勤めていたのです……既に潰れているので、今パロル舎発行としてこの本が販売されていること自体、大変珍しく…(´;ω;`)ぉぉぅ。

 

軽くショックを受けていると、今度は過去この館で企画展を開催した際のポスターが販売されており-

の中にΣいたーーーーーっ!パロル舎の看板作家、小林敏也さんの原画展ポスター★★★

しかも『どんぐりと山猫』!!我が家的にクリティカルヒット_(:3 )∠)_

 

 

しかしでっかいな!でも丈夫な良い紙使ってて300円って!まじか!これからまだまだ旅は続くというのに雨だって降ったり止んだりだというのに今ここでこんな筒状の物買っちゃう?!でもこれ以上に“私ならでは”の旅土産なんてない…。

 

 

買いました(爆)

店員さんが大事に養生してくれたので、存外楽に持ってこられた。やっぱ愛情がある人は違う( *´艸`)

因みに右端に刺さっているのは、これまた賢治マニアなら超にやりとする幻のアニメーション『注文の多い料理店』の一コマを印刷した絵葉書。もっと解りやすいシーンあったろうに、何故この場面が採用されたのか疑問だ(笑)

 

 

 

ここら辺りは言い方悪いけど賢治さんでもっているような土地なので(ごめんなさい)、他にも関連施設が沢山あります。

そこで、前回の旅の時に取りこぼした施設へ行ってみたよ。

 

 

童話村の中の鉱物館。溜息が零れる程美しい。

 

↑玉髄

 

↑瑠璃

 

 

『月夜のでんしんばしら』ファンとして、放っておけない人面柱達(笑)

 

 

あと今回の収穫。企画展で『セロ弾きのゴーシュ』の原稿が飾ってあったのですが、猫がゴーシュに「シューマンのトロイメライを弾いてごらんなさい」というシーン、元は「シューベルトのアベマリアを弾いてごらんなさい」って書いてあったんです(驚)そこに二重線で訂正が入っていて、最終的にトロイメライに。

なるほどーー🌼確かに、アベマリアはちょっと陶酔的になる面もある気がするから、気持ちを静める曲としてゴーシュに弾かせるなら、そっちだったかも。

構想の一面が見られて幸せでした。

 

さてご飯。本当はここ『なめとこ山の熊』がモチーフのお店で蕎麦を食べたかったけれど、定休日で残念無念(T◇T)

 

 

なので、前回も行った山猫軒で「でくのぼう」食べた。

 

 

この枝でクロスさせると餅が切れるのですよ。先人の知恵、流石。

 

 

山猫軒の裏手から望める混じりっけなしの風景。

 

 

嗚呼岩手だなぁ、涼しいなぁ、白鷺が飛んでいるなぁ、『銀河鉄道の夜』の鳥を捕るおじさんなら、袋に詰めてお菓子にするなぁ。

 

一頻りじんわりして、夕方過ぎに次の土地、仙台へ。

 

 

片膝着いちゃうくらい都会だなチクショウっ!とりあえず夕飯に牛タン丼食べて、3日目終了。

 

 

by さぁチュン

 

2日目はバスに乗って大沢温泉に日帰り入浴へ。

 

 

ここも藤三も、「千と千尋の神隠し」の油屋の舞台とも言われている建物なだけあり、自炊部は非常に情緒溢れておりました。

 

 

 

 

部屋の仕切り、襖のみスか……!( ̄□ ̄|||)  安二郎ぉぉぉ

 

 

ここの名物は露天風呂の大沢の湯。基本混浴で、女性専用時間は20時~21時のみ。

まぁ橋の上から丸見えなので致し方ないのかもしれませんが、暗くなってから入るということは、せっかくの景観も拝めないっ。

ここはチャレンジするか(`・ω・´)?!と橋の上から窺っていると、3分くらいしていきなりのチャンスが!

ってことで入ってきたよ!!

 

 

やっほい!今回の旅、私もってる♪♪お湯は他の場所よりもしょっぱくて、好い心地でした♡

 

目的も達成したので、湯冷ましがてら館内の探索へ。

ここは木の根のように建物が枝分かれしている他、別館もあって迷うのが面白かったのですが、そんな中最も心打たれたのは遊技場でした。小さな体育館のような場所に、歪んだ卓球台や御座。歌舞いた着物なんかが無造作に吊り下がっていて、かつては湯治客がこれを羽織って即興で芸を披露したのだろうなぁ…ということが、ありありと想像できました。実際ここにも、素人演芸会の写真飾ってあったし🌼

誰でも入れるのに誰もいなくて…哀しくて仕方ない空間でした。

そーっと上座に腰を下ろし、眼下に広がる煎餅座蒲団を見下ろしても、口上1つ浮かんでこない自分の無学さが情けなかった(´/ω\`)

 

さて、お湯巡り再開。本当に不思議だけれど、お客さんは居るのに私が入る時には貸し切りになるのは何故(゜-゜)

おかげでまた写真撮っちゃったじゃん。駄目なのに。

 

 

 

やはりこの透明度は驚くべきもの。お湯はってあるの?とさえ思った(凄)

 

さて、全制覇後の緩み切った頭と視力で気づきませんでしたが、どうやら私、ジブリの鈴木プロデューサーと背中でこんにちはしていたらしいですよ。前日新花巻の宮沢賢治記念館の方で講演をするってポスターにあったから来るかなぁとは思っていたけど、ビンゴだったみたい(^^)なら久石譲さんや坂本真綾さんも来ていたかしら?皆ゆっくり致しましょー。

 

 

 

混浴時間に温泉へ入るという人生初挑戦にも成功して、2日目終了。

 

 

おまけ。ここにもあったぜコンロ!

 

by さぁチュン

色々なものを振り切って、年に一度の一人旅!今回は東北、岩手→仙台に行って参りました。

岩手は私が人生で初めて一人旅をした場所です。あの時は緊張していて1泊旅行しか計画できなかったっけ。甘じょっぱぁ…(笑)今や1人でインドにも行ってしまう…(*´ω`)人は立ち止まれない生き物ですね。

 

さてさて、前回の目的は日本昔話の聖地巡りでしたが、今回はずばり温泉三昧っ! それもこれも少し前にTVで偶然見た旅館が、あまりにも魅力的だったから。

 

というわけで来てみたよ。『鉛温泉・藤三旅館』

 

旅館部と湯治部があるそうだけど、そこは当然湯治部でしょう!!

 

レトロを装っているのではない本物の総けやき造りの館内は、歩く足音がもう映画

ギッシギシギュィィイ、パキッ。

 

(;゚Д゚)座敷牢感やべえ!

 

……囚人に一斉点呼を呼びかけるスピーカーかな?  「二十一号、起床!!」

 

実際毎日これで館内放送がありました。「21時には業務終了で誰もいなくなるからね」とか。

旅館にあるまじき(笑)と思ったけれど、元々こういうものだったのかな。そうよね、24時間営業が異常なのよ。働きやすい職場だわ(*´▽`*)

 

 

湯治部なんで蒲団は自分で敷きます。清潔だし煎餅じゃない(^ω^)でもせっかく2組あったので、敷蒲団を2枚重ねにしてリッチに★

因みに襖の向こうには死んだ巨大蜂が転がっているので封印~。

 

 

炊事場もあり、お金を入れて使うコンロもあって「小津安二郎ぉぉお!!」とテンション⤴⤴

が、今回私が選んだプランは、【湯治部に泊まりながらも食事は旅館部の旬の物出しまっせ】というものでした。だってやっぱ土地の物食べたいじゃん(・`д・´)☆

 

 

 

 

量多いわいッ;;でも美味しかったよ~♪汁物とか納豆も…あと白金豚!おお凄いやん!という味でした(//▽//)

 

 

さて満を持して温泉へ。この旅館は源泉5本を有し、全4浴湯100%源泉かけ流しの温泉ですが、なんといっても有名なのは日本一深い天然自噴岩風呂、白猿の湯です。

お湯の透明度が非常に高いので騙されるけれど、本当に深い;;身長約155㎝の私が立って入って、唇の高さまできます(笑)

隣では小さな男の子が頭から落っこって絶句してました;

 

 

階段を下りてお湯に浸かり天井を見上げると、下がった分余計に高く、そしてひろ~い。静かな空間にかけ流しの音だけが響き渡り、ゆ~~っくり刻が流れてゆく……。

お湯は濃い薬湯だそうで、確かにサラサラしてる中にほんのり美容液?みたいな。カーっと熱が籠る熱さではなく、いつまでもほわほわと温かいので、夏に選ぶ温泉郷としてはベストなチョイスでした💛

 

 

見上げ続けて飽きなかったのは、明かりが漏れている硝子戸の向こう。なんといきなり廊下なのです。

廊下の途中の戸をガラリと開けるとそこには階段がッという造り。人のシルエットが時折行き過ぎる光景に、遠くまで来たなぁと思いました。

こう見ると、トトロの草壁家の“戸の向こうがいきなり階段”って状態は、フィクションじゃなかったんだね。

 

 

館内を散策し、売店の名物おばあちゃんとお喋りして蒲団に潜り込むと、お肌すっべすべでびっくり。虫の大合唱のアンコールが鳴り止まずなかなか寝つけなかったけれど、心は満ち足りて初日は終了です♡

 ※湯船の写真、本当はNGです;誰もいなかったのでつい…!ごめんなさいッ( TДT)

 

↓散策成果↓

 

 

 

 

by さぁチュン

娘よ、楽しい旅をしてらっしゃい。道に迷ったらタクシーを捕まえて、

優しい親切な運転手に案内してもらう手もあるよ。そこそこ上等な

旅館に泊まって温泉を楽しんでください。無事これ好日だよ。

by ひいチュン

アジア大会の水泳競技は日本人の活躍がすごくて楽しく見ました。

 僕もこの夏は5回程、室内50Mプールに行って泳ぎました。

実際は泳いだり歩いたりなのですが夜の8時過ぎにいくと、静かで人もまばらで

気持ちが好いのです。

by ひいチュン

 

青年が篠崎の土手下でアルトサックスを練習していました。

頑張れと思いながら僕は自転車で通り過ぎました。

 今から半世紀も前に、僕も3人の仲間と真夜中の篠崎土手で

音を出していた時があります、春のまだ寒い時期だったので焚火を

囲んでやっていたのですが、警察の人がやってきて楽しそうに聞いて

居たのですが、帰り際に焚火は消しなさいよと言いましたので、仲間の

野口君がじゃあ水が必要だと川に飛び込んで、其の後なにか叫びながら

パンツひとつでアルトサックスで吠えていましたっけ。バカ集団です。

真夜中は遊び時間だった頃です。

by ひいチュン

篠崎土手下の河原のポニーランドです。子供はいいな、乗っけてもらって。

ここは売店も自動販売機も無く、露天商もいない、静かで好い環境で、

親たちもゆったりとして、過ごせます。

by ひいチュン

1970年頃だったと思う、真夏の日比谷野音に僕はいた。

幾人かのミュージシャンがそれぞれに演奏し、そして南里文雄が出てきて

2曲演奏した。素晴らしかった。彼はその頃60歳ぐらいだったらしいが、僕には

もっと年寄りに見えた。その演奏はデキシーだが音が立っていた、魂が入っていた。

野音にいた全員の心をとらえた。その日1番の拍手と歓声だった。

その日は笠井紀美子も矢沢も出たと思う、しかし南里文雄を聞けたのは幸運だった。

野音の帰りに銀座に寄って彼のレコードを買った、今も僕の部屋に在る。

いま彼のペットを聞きたければ、浅川マキの裏窓というCDが手っ取り早いかもしれない、

ここでもいい演奏をしている。

by ひいチュン

もしもし・やあ元気かい・え絶望してるって・え迷路に入り込んだ・処方箋はないかって・

それはカフカ氏の世界だね・タヌキ蕎麦が食いたい・絶食しろよ・断食芸人になれよ・

ぬかるんだ道を歩きたいってか・イヤだね・アルバートアイラーが吠えるんだ、飛んで

みろよと・そうか、うらやましいな・そうだ、滝のように音を流して頭を凍らせるんだ、

それを熱いシャワーで溶かす・え、もうやったて・ああそうか・じゃあ僕はホットドッグ

でもつくって食べるからね、じゃあね。

by ひいチュン

今日昼間江戸川土手を散歩したのです。5361歩です。へばりました。

陽を遮るところもなく燃えるような草原にへたりこみ、ああ誰か冷たいカルピスなどを、

おじ様どうぞなどと言はれたら、もう僕はどこにでもついて行ってしまうだろう、

と思いながら。やっとこ家に帰ってシャワーを浴びました。

by ひいチュン