3匹のすずめ(ブログ)

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ミミズクをやっております、耳付くでございます。

トトロ君は親戚ですが、私には猫バスを呼ぶ能力はありません。

しかしジーット耳を澄ませていると、いろんな音が聞こえてきます。ささやきや、嘆きや、ため息を糧として、ミミズクをやっております。

by ひいチュン

 

 

奥様お手をどうぞ。

僕はタンゴが好きです。アルゼンチンの高名なダンサーの来日公演を2度ほど見に行った

事があります。緊密で、素晴らしい足さばきで、セクシーで、男が男であり、女が女である

ダンスをバンドネオンの調べに乗せて踊るのです。

 アル・パチーノ主演のセント・オブ・ウーマンという映画の中で、盲目の彼がタンゴを踊る

シーンがあります、あれも素敵だった。

 僕がまだガキだった頃、神保町のタンゴ喫茶ミロンガで初めてカルロス・ガルデルを聞いて

感じ入ってしまったんです。このレコードを売ってくれと言ったのですが駄目でした、手に入れた

のは、もっとずっと後の事です。

 本と2~3杯の珈琲と音楽と散歩とアイスクリームが僕の日常です。

by ひいチュン

竹取物語は平安末期に出来上がったお話のようだ。なんというロマンだろう。

かぐや姫という名をもらったこの美女は月の人であり、地球人ではない。

なのに人間の女性そっくりの容姿をもっている、なぜ目玉が3つあったり、

頭の上に口があったり、足が8本あったりしなかったのだろう。

ともあれ千年の昔に、かぐや姫はいたのだ、社会風刺たっぷりのお話の中に。

宇宙人・かぐや姫はこれからの千年も素敵に存在していくことだろう。

by ひいチュン

僕は近視で老眼です。これまで幾本もの眼鏡を作ってきました。

いまいましいことは、眼の悪さが進行することです。眼鏡ケースが

いっぱいたまってしまいました。首から上の障害は、まったく厄介で

困りものです。実は口も悪くて、自分で何を言い出すのか、自信が

なくて、後悔しきりなのです、困ったものです。

by ひいチュン

今日は、8日までの藤田嗣治展へやっと時間を作って行ってきました。
昨日は暑すぎて、今日にして正解でしたが、予想通り入場まで10分ほど待たされました。
以前、都美術館での伊藤若冲展はこんなものではなかったので、平気でしたが、館内は人がたくさんいて絵の近くまで行って見られたのはほんの数点でしたが、いつものように、空いたところを見つけては、ゆっくり拝見できたので、すごく満足です。
言葉には表せないほど感動して、生前こんなにたくさんの絵を描いたことにも驚きでした。
残すところ数日ですが、見ていない方には、是非ご覧になることをお勧めします。

図書館によく行くのですがカバンをぶら下げて、歩いて行きます。

一番近い篠崎図書館までは,のんびり歩いて18分、約1300歩ほどです。

スーツ姿の人に抜かれ、うら若き女性に抜かれして、やっとたどり着いて

3階まで階段をのぼります。図書館に入ると僕よりも少し年上だろう男達

が椅子に座ってのんびりしています。僕はさっさと返却して、さっさと借りて

帰りますが、スーパーマーケットでパンや家人に注文された買い物など

して帰る事もあります。ある地点にくると、いつも女子中学生が5人くらい

かたまって会話している場所があって、もうあのくらいの歳から女性は

道端でおしゃべりするのだなあ、と思います。

by ひいチュン

なぜこれまで、ゴキブリ怪獣映画が現れなかったのか、それは怖すぎるからだ。

走る速度は限りなく速く、空を飛ぶのも自由自在、全身光沢のある黒で統一して、その存在感

抜群なのだ。首が飛んでも動き回るその生命力は、さすがの円谷プロでも、怖すぎて映像化

出来なかったのでしょう。お客が入るとも思われない。

で、二日前のこと、あきる野市のある家に、実に沖縄サイズのゴキブリ怪獣が出現して、

家人を恐怖のどん底におとしいれたそうで、カナタ少年の証言によると、走るは、飛ぶは、

天井でにらみを利かすは、「あのサーもう大騒ぎなんだヨー、、、、、、」だったそうです。

 ちなみに僕も苦手です。研究者の皆さん、自治体の皆さん、頑張って駆除してください。

by ひいチュン

 

僕が初めて買ったフォークのアルバムはPPM ピーター・ポール・&・マリーだと思う。

14か15ぐらいの時だろう。ともかく録音がよくて、ガンガン鳴らした。

それからギターコードを少しづつおぼえていった。

そういえば、この頃、シルビーバルタンも好きだった。アルフレッド・ハウゼも好きで

日比谷公会堂に聞きにいったっけ。

マイルスもソニー・ロリンズもMJQも、この頃に初めてきいた。ビートルズとローリング

ストーンズは友達が買って持っていたので、聞きに行った。

この頃から僕は不良になっていった、悲しくも楽しい事だが、そうなっちまったものは、

仕方ないじゃないか。

by ひいチュン

今日は、都立産業貿易センター台東館で催された“かくをたのしむ"というイベントへ行ってきました。

昨年、友人の紹介で文房具店カカイ堂(茨木県)さんとお知り合いになり、この催事に出店するというので伺ってきたのです。

 

 

ペン愛好家がこぞって集まり、国内はもとより、海外からの出店者の作品?もあって、商品とは言い難いペンの見本市でした。

 

 

カカイ堂さんは代々続く歴史ある文具店で、私の商品を一緒に展示して頂ける機会を頂き大変光栄でした。

高級万年筆一本入れの布製墨流し染めペンケース(新作)を出品させていただきました。

 

 

国内唯一のエボナイトで作られた墨流し模様のペンを出品していた笑暮屋さんともカカイ堂さんのご厚意でお目にかかり、色々苦労話を伺うことが出来ました。 フランスから出店のモラ・スタイロスさんのショップでは、漆に螺鈿をあしらった高級万年筆に目を奪われました。 こだわりの逸品を求めて、会場は熱気にあふれていました。

 

 

by けぇチュン

 

さあ何処へいこう、このスクターは110ccだけど、けっこう走るんだよ、もう、ちょっと

古くなったけど、なんとか走るんだよ。昨日は新小岩まで珈琲豆を買いに行ったんだ。

このスクーターで一番遠でしたのは、茨城県の下妻市で、この辺りに生息するという

ヤンキーお嬢様には会えなかったけど、くえない友達がこの辺に居るものだから

行ったんです。

 風に吹かれるのが気持ち良いんです、なんで走っているのか分からなくなるぐらいが

気持ち良いんです。それに僕の体力で操作するのは、こぐらいのスクーターが

丁度よくて、街なかを走るのも、止めるのも便利です。

 実は僕は足が短くて、それが自転車やスクーターに乗るとよくわかるんです。

悲しいことです。ところがです、あきる野市に暮らす僕の息子は手足共長いのです。

誰に似たのか疑問です、走ることが好きで、最近は山岳レースがあるらしくて、

時間を見つけては走っているそうで、ケガするなよ。

 さて何処へいこう、最近は引きこもりの僕は、言葉だけでも、さあ何処へいこう。

by ひいチュン

 

 

 

映画 「隠し剣・鬼の爪」 は藤沢周平 原作、山田洋次 監督作品で主演は永瀬正敏・

松たか子 です。この映画、好きです。10回は見ているでしょう、主演の二人がなんとも

暖かみがあって、自然で、メリハリがあって、好いのです。

画面の色合いも、奥行きも、いかにも映画らしくて、お手軽なテレビドラマとは違います。

山田洋次の手腕でしょう。

by ひいチュン

 

 

前のページにつづく、続・マイルス、を書こうと思ったが、ひどく詰まらないような気が

してきた。僕の60年代後半は食事代を映画館代に替えるような、栄養失調の時代だ。

新橋の横断歩道で気を失って、タクシー運転手に歩道に運ばれた事もある。

 ジャズ喫茶めぐりは夜の日課で、主に渋谷、新宿、浅草だった。マイルスを忘れて

いた時期は前衛だと感じていた、アルバート・アイラー、アーチィ・シェップ、オーネット・

コールマン、ドン・チェリー、後年のコルトレーン、アートアンサンブル・オブ・シカゴなど

大音量の中で聞いた。それぞれの人が、自分の前衛を持っているのだろう。

バド・パウエルは見つければ買った。レコードは神保町界隈か銀座数寄屋橋のハンター

で買った。アルバイト代は映画、美術館、ジャズ喫茶、レコード、本、に消えたので、

よく歩いた、僕はやせっぽちだった。

by ひいチュン

 

 

 

 

 

私がマイルス・デイヴィスを聞いていたのは「イン・ア・サイレント・ウェイ」

までで、ジャズ喫茶で聞いて、すぐレコードを買った。そして次の

「ビッチェズ・ブリュー」で興味を失った、1969年のことらしい。

私は72年頃から、ジャズ喫茶から足が遠のいた。

そして今から5年程前の頃、市川の北国分にあった喫茶店の主人と話を

していて、マイルスの事になった。彼は「ビッチェズ・ブリュー」がおもしろい

という、えっ、と思った。私はあれ以降まじめにマイルスを追わなかった。

で、それから1965年以降の彼の作品を全て聞いた。オモシロイ、興奮した。

特に「TUTU」、「1991年のライブ盤」、そしてユーチューブで見られる1980年代

後半から1991年までの、おびただしいライブ映像はぞくぞくするほど素晴らしい。

彼は死ぬまで本物で最先端の緊張感ある演奏を空間に切り裂いている。

私は茶店の主人に感謝しなければならない。

私は1981年のマイルス日本公演を新宿西口広場で聞いているが、ベースと

ドラムは流石に一流だなと思ったけれど、マイルスは何が何だか最低だと

思った。マイルスから離れたのは、そんな事も一因だが、仕事も、家庭も、

という時代に入っていた。

by ひいチュン

 

 

 

真空管アンプの季節がやって来ました。と言っても夏場はプリメイン一体型真空管アンプを

鳴らしていたのですが、これからはプリとモノラルパワーアンプを鳴らせます。ともかく熱量が

デロンギ温熱器と変わりませんから、冬場暖房器具がいりませんしラックスマンMB88が2台の

KT88球2本×2の安定した音圧を感じられます。

それをプリのCL35-2か又はCL30で鳴らしますがMB88もふくめて購入から40年ほどたった

今も元気に鳴っています。4年前に購入したプリメインLX32uはEL84球を8本並べているので、

これも熱量はすごいのですが、音はスッキリしたやわらかさです。

オーディオのきもはボリュームです、質、量ともに。

さて実はです、40年も使っているとまともな音が出るまで1時間くらいかかります。

MB88はジャズが似合います、もちろん何でも鳴らしますが押し出し感があり、低音部が

安定します。私はいまPCで鳴らすことが多いですが、ソースの録音は新しい方が良い音が

します、でもジャズは1950年代から60年代が好きなんですよ。

で今夜はアン・バートンから聞きましょうかね。次はアート・ペッパーかな。夜は長いし。

by ひいチュン

こんな絵になって申し訳ないけれど、ジョルジュ・ルオーについて書きたい。

私は若い頃に出光美術館やブリジストン美術館で数多くのルオーの作品を見た。

道化師のシリーズやキリスト・ミゼレーレなどだ。日本には各地にルオーの作品

がある、それはルオーが認めた作品たちだ。ずいぶん前に見た動画映像で

ルオー自身がボイラーの中に作品を放り投げこんで燃やすのを見た、すごい

覚悟だ。ルオーの作品は深くて重くて見あきることが無い。高田博厚や森有正

はルオーと交流があって、良い文章を残してくれている。私が二十歳台の後半

の頃、高田博厚氏がパリから帰国した時に、銀座和光の最上階で彫刻類の

展示会を開いたことがあって、その時に本人を見かけたが、がっちりとした

快活な人にみえた。私にとっては歴史上の人物でその著作にも親しんでいた。

ルオーはフランスの画家であり。1958年に86歳で亡くなった。彼の女道化師

の肖像のコピーが私の部屋の壁にぶら下がっている。

by ひいチュン

 

 

 

明日は中秋の名月ですが、天気が安定しません。今夜の月を見てください。

流れる薄い雲間に一日前の粋な月が垣間見られます。

夜中に月を見上げる貴方は素敵な人です。

by ひいチュン

草木にはきっと全て名前を持っている、でも私はよく知らないから容赦なく切っていく。

私は今、ジェイソンなのだ。こうあるべきと考える形になるように、どんどん切っていく。

あるべき所、以外の場所に着地して成長した草木はどんどん抜いてしまう。

痛いとか苦しいとか決して言わない草木たちは、無知で権力者の私に切られていく。

かんべんしてくれ、歩くのにじゃまなのだ、かっこ悪いのだ、私は蚊に顔を刺され放題だ。

と言うわけで、2時間ほど庭掃除をしたのでした。

by ひいチュン

言葉が無色透明で軽重が無く、味も匂いも無いのなら、私たちの会話は

真空に吸い込まれるように音もなく静寂なままだろう。それでも生まれる

関係性はある。

コスモスの群生する原っぱに立つと、地面とコスモス達と大きな空が、

いま生きている空間に関係をつくっている。

私たちには余分なものが多すぎて、余分な中でしか生きられなくなって

いるのかな。

ショパンの夜想曲集がうらやましい、夜想曲で編んだ布団の中で私は

今夜の眠りにつこう。

by ひいチュン

 

東京の墨東六区に降る雨は最近はあっさりしたものが多かったのですが、この二日間ほどは

夕方過ぎから真夜中にかけてザザザザアと景気よく降る。

雨が降るとつい口ずさむのは 「雨が降ってる日曜日、坊や泥んこ、どうしたの、あそこの門で

ころんだの、どうしてそんなに急いだの、明星即席ラーメン、パパと一緒に食べたいの」 です。

ご存知の方はいらっしゃるでしょうか、私もいつから知っているのだろう。まあどうでもよいと

して、適度な雨はそんなに嫌いじゃないんです。

でも10年ほど前、バイクで山梨から静岡に抜ける山道でカミナリごろごろどっぴんしゃんの

強い大雨に会った時は死ぬかと思いました。心から乗用車はいいなあと思いました。

by ひいチュン

6日から始まった第35回江戸川伝統工芸展が11日盛況のうちに終了しました。

私は、毎日会場へ
DMを差し上げた以外の方々も大勢来場くださいました。
せっかくお見えいただいたのに、他の方と一緒になってゆっくりお話しできずに失礼してしまいました。

又、来年までどんな作品を生み出せるか、素敵な出会いのために頑張ります。

ご来場くださったたくさんの皆さま本当にありがとうございました。

※とんかつ田の食事会、美味しいものを楽しい仲間と一緒に過ごす時間は至福の時です‼