グレン・グールド
私は今もグレン・グールドを頻繁に聞いている、今この部屋で響いているのは
1959年ザルツブルク・ライブ盤だ。この盤にはシェーンベルク、モーツアルト、バッハ
が入っている。彼の音楽には魔力が秘められている、私はそれに惹かれ彼のレコードと
CDをほとんど持っている。彼の早すぎる死は(1982)ショックだった、
それはジョン・レノンの時(1980)と似ている。
両方共ラジオのニュースで知った、もう彼からの新しいメッセージは聞けない
のだと思った。彼のバッハは宝ものだ、特にゴールドベルク変奏曲は。
私のようなぼんくら頭でも彼の演奏を聴くと、しばらくの間は明晰になった気持ちに
させるから不思議な魔術師だった。これからもグールドさん、聞きつづけますよ。
by ひいチュン