エジプト旅行記🐪4日目

地獄の一昼夜を越え、4日目の朝……。

なんとか観光には出られそうだと、朝食は抜いてイシス神殿へ。

 

 

ここはナポレオンがどうしても来たかった場所だとのことで、なんと壁には

 

「朕は来たぜぇ~♪ここがエジプトの中で1番美しい神殿だぜぇ~💖byナポレオン」

 

という落書きまで残しています。ガイドさんも怒ってましたが…うむ。けしからんですね。

 

 

↑こちらはミイラ手術台。なぜこんな巨大建築オンパレードのお国柄で、ここまでコンパクトなのか(^_^;

胸部~腹部を中心に仰け反らせるように乗っけて、内臓を取り出す姿を想像してしまいました。

 

 

ではここでいってみましょう♪聞きかじり【ミイラ3分クッキング】~♪

 

材料:ファラオ、権力者、動物など、永く残しておきたいナマモノ

器具:専用ベッド3台、区切りが4つある壺、鼻チューブ、メス、炭酸ソーダ、包帯、以下多数

作り方:

①脇を切り、心臓以外の臓器を取り出します。

ポイント★生まれ変われるよう、心臓は残しておきます。

②チューブを使い、脳髄を鼻から吸い出します。

③取り出した内臓を専用の壺に納め、炭酸ソーダに漬けます。

ポイント★これで紀元前2600年産の内臓も肉眼で捉えられるまで保存できます。

④包帯で巻いて完成。※工程毎に使用するベッドが決まっており、計3台必要です。

 

 

注意事項:あくまで聞きかじりなので、正確に知りたい方は独自にお調べ下さい。「つくってみたレポ」は募集しておりません。

 

 

余談ですが、台に掘られている十字マークは、この神殿を一時期キリスト教が使用していた証なんだそう。

どこにでも爪痕を残すなぁ…隣人を愛す第一歩は「みんな違ってみんな良い」じゃないのか…。

 

 

 

 

続いてアブシンベル神殿へ。

道中エジプトいち砂の粒子が細かいサラッサラの砂を小瓶に詰め、40度で常温保存が可能なカカオ75%のチョコを食べ(※久々の食事に関係なく、とても美味しかった)、エジプト最大のアスワンハイダムを眺め

 

 

 

 

※図面屋の父曰く、とても変わった構造をしていると。

 

 

ヌビア料理を観察して(涙)

 

 

 

到着~。

 

 

この大神殿はとても信じられない仕掛けがあることで有名です。子供の頃TVで見て「エジプト、パない」と思った場所。

 

建造主は、新王国時代第19王朝の王、ラムセス2世。

神殿の奥には彼の青年期から壮年期までの4体の像が立っているのですが、なんと年に2回だけ、像の全てに陽の光が当たるように設計されています。

しかもその2回は、ラムセス2世の誕生日(2/22)と王に即位した日(10/22)。一体どんな計算をすると、そんな真似ができるのか…鳥肌が立ちます。

 

 

が、ここで当時のスーパー数学者達が想像だにしなかった大問題が起こります。

1960年代、アスワンハイダムの建設計画により、神殿は水没の危機に。(さっき通ってきたアレかぁああーッ;;)

 

国際的な救済活動の結果、ナセル湖(ダムでできた人造湖)の畔に移されましたが、当然座標はずれてしまい……。

それでも現代のスーパー数学者達が頑張り、何とか4体の像に光を当てようとしましたが、計算ミスをして3体までしか当てられなかったんだとか。

 

 

こういう話し、本当にわくわくするわぁ🌼

※因みにこれはガイドさんからの説明です。ネット上には他の説も溢れています。

 

 

こちらは小神殿の入り口。実際は6体立っていますが、強調させるためにこちらを載せてみます。

 

 

夫婦である2人が左足を前に出し、今まさに歩き出そうとしています。

これは、現代まで世界共通で続いている「行進は左足から」の最初の一歩だと言うのです。心臓に近い左足から進むことで、馬力が出るんだとか。

 

でもよく見ると、王妃の方が突き出した足がやや控えめ。夫婦間であっても男女の優劣があったことを示しています。

 

 

人類の誕生から、女がトップ張るのは難しいのね;卑弥呼すごーい(苦笑)

 

 

 

 

夜は香水の専門店……という名のオーガニックオイル専門店へ行きました。

そこで出逢ったのはジャパネ●ト高■さん。としか言いようのない店長さん(*´Д`)

 

 

畳みかけ、持ち上げたと思ったら落とし、丁寧な口調の中に突然毒を吐く。笑いすぎて熱が上がりました。

よく■田さんの仕事っぷりを勉強してるなあーーと、もはや芸として確立された姿にツアー客全員拍手👏

あとでこっそり聞いたら、やっぱジ●パネット知ってたし(笑)

 

 

凄い量の種類に加えて、ネーミングからは全く想像できない香りも。

蓮とか水仙とかは分かるけどさぁ、ツタンカーメンとネフェルタリってどんな香りよ(^ω^;

 

そこで、ちょっと知恵を絞りました。

 

 

「私、某世界の有名店某看板香水が好きなんですけど、あれに似た香りってあります?」

 

 

こっくり頷く店員さん。迷いなく 1本の瓶を差し出す店員さん。スムーズすぎて恐る恐る嗅ぐワタシ……

 

 

 

 

グッジョブ👍

 

 

 

 

腹痛と発熱を抑えるほどに笑った。

 

 

香りを作る職人さんが言うには、要は調合の問題なので大概の物は作れるんだと。

でもそのまんまの名前で売ったら流石に捕まるので(そりゃそーだ/笑)別の名前で出しているんだそう。

因みに、世界に名だたる有名ブランドは全部作ってるって言ってました(≧▽≦)

 

 

いや~❁こういうの楽しい!旅って感じ!!自分の機転にも拍手👏

 

 

そんなわけで「アラビアンナイト」というオイルを購入。

「蓮」もとても良い香りでしたよ~💖興味のある方はご参考までに( *´艸`)

 

 

 

 

観光日程を終え部屋に戻ると、無意識にセーブしていた体調不良がどっと押し寄せる(辛ッ)

 

 

添乗員さんにこれでもかとお世話になりながら、緊急搬送の相談をしているうちに気絶しかけたのでいっそ寝ることに(+o+)

 

 

TUNAWATARI!!

 

 

by さぁチュン