樋口一葉です

 

 

樋口一葉です。

井上ひさしは「頭痛肩こり樋口一葉」を書いていますし、田中優子は「樋口一葉いやだ!と云う」

をかいています。鏑木清方は暗唱出来るほどに「たけくらべ」を読んだと書き、あと2年、一葉が

生きてくれれば自分は一葉の小説に挿絵が描けたはずで残念だと書いています。

一葉は明治29年11月に24歳で亡くなりました。極度の近眼で、撫で肩で、小さな人であったらしいです。

擬古文体で書かれた文章の美しさ深さは無類です。

「廻れば大門の見返り柳いと長けれど、-」たけくらべ、です。

 もう十幾年か前に250ccのバイクで、浅草は龍泉寺そばの一葉記念館に行ったことがあります。

あまりお客も来ない静かな建物でした。

by ひいチュン