影向菊花大会に行ってきました❁
影向の松で有名な小岩の善養寺。毎年秋には菊花のお祭りがあり、訪れる人を魅了しています。
私の祖父は菊づくりの名人で、今ではほとんどお目にかかれなくなった大づくりの菊をよくこのお祭りに出品して賞をとっていました。
自宅の庭にも菊を並べ、ご近所の方に一般開放していました。
夜間になると提灯が灯り、キンキンに冷えた闇夜に浮き上がった無数の菊は、まるで毬が独りでに浮かんでいるようで、とても幻想的だったのを覚えています。
―であるのに、子供は眺めるだけでは満足できないのですよね~;;
厳しく叱られるのを承知で、大人の眼を盗んで番傘のように広がる菊の下を探検したり、かくれんぼしたり(苦笑)
実はとんでもない労力が必要な仕事だったそうで、今なら雷が落ちる理由も解るんですけど(^^;
当時は菊の傘の裏側から空の青さを見る格別さに負けていました。偶然飛行機が通り抜けて行っちゃったりしたらもう最高(笑)
子供ながらに、これは特別な体験をしているなぁとじんわりしていたのを思い出します。
おじいちゃん。おじいちゃんの菊がないお祭りは、やっぱり寂しいよー。
でも、せっかく行ってきたのでUPしましょう❁
個人的には、去年連れてこられなかった祖母に見せてあげられたのでほっとしております。
ただの極楽浄土。これを背景に祖母の写真をめっちゃ撮りました。
だって、こんな見事な質と量、揃えられないもの。
※深い意味はあります(・×・)いやほんのちょっと。ちょっとちょっと。
この真ん中の花がとてもお気に入りだったのですが、これ、レモン色が段々と桃色に
染まっていくんだそう。くぅっ、この瞬間を留めたい、人間の欲深さよっ!(≧◇≦)
花びら何枚あるのか……!!
これで「すき・きらい」やったらとんでもない時間かかると思った。(不敬罪)
実物は、それはそれは表現しがたい美しい色でした。
菊はその質感も好き。両手でそぅっと包んだ時の、瑞々しい弾力がたまりません。
赤ん坊の頭部、余裕で上回っとる……
燃え上がるような存在感。
打上花火、上から見た!(笑)
最後に、シンボルである影向の松さま。樹齢800年以上。とても全体像を写せません(笑)
約100歳の祖母に、「まだまだだねぇ」と言っておきました(^ω^)
byさぁチュン