れぱぁとりぃ🎵

最近ばあちゃまの口ずさむ歌のレパートリーが増えている。

 

きっかけは、夕食後すぐ牛になろうとするばあちゃまをなんとか起こそうとして、無理やりその時放送している歌謡曲番組を片っ端からつけていたことだろう🐄

 

ここで世の中の番組会社に感謝申し上げたい。

TV欄を見やれば、「時代を彩った名曲」とか「日本のうた」とか「昭和歌謡ベストテン」だとか(^^)

ばあちゃまの仄暗く明るい青春時代やガムシャラ時代にぶっ刺さる歌や歌手を集めた番組が、ほぼ毎日放送している。ほんとうに、ほぼ毎日。

 

気づいた時には「いやはやこりゃ凄い💧」と思ったものだ。おかげで夕食後の牛はロバくらいにはなった。

 

 

とまぁ、新しいルーチンができたことで、日中暇を持て余して唄う歌のレパートリーが増えたのだ。

むちゃくちゃ古いお国の歌から、意外に新しい歌まで。膝の痛さを歌った替え歌も、よく披露している。

 

この間は籐椅子に座りながら、

 

「は~るよこい♪はーやくこい♪」からの「はーるがきぃーたーはーるがきぃーたー♪」

 

 

「はやいな!?もうきた!」

 

 

扉の向こうから、思わず突っ込んでしまった。

 

 

それがついに先日。父が「今凄かった」と報告に来た。

 

「庭を見ながら室生犀星の小景異情諳んじてた。“ふるさとは遠きにありて思ふもの。そして悲しくうたふもの。よしやうらぶれて異土の乞食となるとても、帰るところにあるまじや”

 

 

笑かせにきたり、泣かせにきたり。

その視線の先には、今年も梅の花が咲いている。

 

by さぁチュン