旅の〆には……

6日目、遂に最終日。悔いのないよう、これまで色々と取り零していた場所へ―。

 

まぁ、抑えておきますか。青葉城址↓

 

ここも私が行ったら雨が止んだ♪お誂え向きに烏が2羽留まっていたのでご出演頂く🌼これが雀なら完璧だったのだけどね(´ω`)

 

 

※伊達政宗が使用した8つの家紋のうち、最も有名なのがこの竹に雀-「仙台笹」です。

表情が、オモロ…wwww

 

まぁ像はおまけで、本当に行きたかったのはこちら↓青葉城資料展示館です。色々とツッコミどころはあったけれど、そこも含めてプチ面白い場所でした。

 

 

これは火取香炉。Σなんっって美しい銅製の火屋でしょう(*‘∀‘)お香文化も雅ですよね~。聞香に憧がれた時期もありましたが、慢性鼻炎の私には遠い夢でした。。。

 

 

杓子にすら箱が付く……箱にすら九曜紋が入る……(0言0)

 

 

よくぞ折れずに残っていたで賞!匠の技……✨肉眼で見ると本っ当―に細かくってうわ~~。

 

 

筆まめで有名だった政宗公。書状も恋文も沢山残っていますよね。

 

 

笑っちゃったのはこれ↑戦場で着用する甲冑に、鼻紙袋が付いちょるww 「忘れ物ない?ハンカチちり紙持った?」なーんてやり取りが出陣前に(-∀-) まぁ本当にティッシュを入れていたかは不明だそうですが、でも実際必要だったと思う。

 

 

驚いたのはこれ↑なんと戦国時代のJISマーク★

完成した具足に至近距離から実弾を打ち込み、弾丸が通過するか否かの品質検査をしていたらしい。政宗公の時代に始まって以降、後の藩主にも受け継がれていったんだって。

 

 

次は社殿が国宝に指定されている大崎八幡宮へ。しかし9/1に行われる月首祭への準備のためか、せっかくの社殿の前にテントが設置してあって雰囲気がさっぱり解りませんでした(´・ω・`)祭事、成功しますように…。

 

 

 

 

 

気を取り直して最後の観光へ。

それが『地底の森ミュージアム』です。 仙台は市内中心部も含めて地層の観察や化石採集の場所に恵まれている土地です。博物館で化石を見ようか地底の森で2万年前の遺跡面を見ようか悩んだ結果、森が勝ちました(^0^)

って旧石器時代の人が残した生活の痕跡と氷河期の森の跡、この両方を“発見時の状態のまま”展示している施設は、世界中でここだけなんだよ!

 

 

これが小学校建設のために土を掘ったら現れた、2万年前の樹木群のほんの一画です。 驚きなのは、鹿の糞や焚火の跡まで残っていること。常に湿気いっぱいの土でうるるんパックしていたことで風化しなかったらしい。

 

 

ん?なら今のお肌カサカサ状態やばいんじゃん??

 

 

はい。やばいので、特殊な液体を年に数回塗り続けることで乾燥を防いでいるんだって。

もう一つ興味深いのは、遺跡を発掘されたままの状態で公開展示するために、遺跡を大地から切り離さず、床のない特殊な建築土木工法を用いていること。

地下水の侵入を防ぐため、厚さ80cmの外壁を地下20mの深さまで築いている、と……。

素晴らしい執念★でもここまでしても全ては防げないらしく、最終的には地下水を吸い上げているんだそう;;ご苦労様です!

 

 

お客も暫くの間私だけだったので、地元のおじちゃんボランティアが懇切丁寧にぶっちゃけ話を織り交ぜながらガイドしてくれました。

最初「勉強ですか」と聞かれ「観光です」と答えた時の、あからさまに驚いた顔っ。観光客がわざわざこんな場所を選んで来てくれたの?という表情でした。いやいやおじちゃん誇りを持とうよ!凄いっスよここ(@△@;

 

 

↑発見当時の様子。地元のおばちゃん達も大勢クリーニング作業に参加したんだって!

ぅぅ羨ましいぃ~~(;゚Д゚)!!

 

 

これにて今年の旅レポは終了です。汗もかかず雨の被害もない、とても素敵な旅でした。

 

by さぁチュン