ジャコメッティィィィー!!!
国立新美術館にジャコメッティを観てきました。
あの針金彫刻、昔っからたまらんwww
ジャコメッティの魅力は、凸凹の溶岩石のような彫刻の中にあっても、必ず「でもココを表しているのはこの凸だよね!」という“正解”が瞬時に見つけられるところです。
それはこちらの感性が良いのではなく、やっぱり作家のずば抜けた力なんですよね。見ていて本当に飽きません。
今回は大回顧展ということもあってか、デッサンが凄く多くて。印象としては彫刻より多かった気がします。
そして私がものを知らなかったが為に、嬉しい裏切りが♡
ジャコメッティって、デッサンが半端ないのですね(''Д'')★
彫刻の針金さはどこへやら。どれを見てもモデルの体温まで写し取っているような生々しさを感じて、これがジャコメッティなの?!ジャコメッティってこんな人だったの??!うっかり他の作家さんの作品展来てた?!;という錯覚を覚えました(;´∀`)
しかしそれほど「近所の肉屋の●●親父」を描きだせるのに、それを彫刻に起こした途端、「●●親父」の芯、というか【核】の部分が引っ張り出されてきて、親父から「人間」になるような。
う~ん、なんと表現したらよいのでしょう…。興味を持たれた方、是非観賞をば。
そういえば無数の線で埋められるデッサンの中で、更に2枚ほど、気が狂った蠅が飛び回ったような線で描かれた人物画があったのですが、それでも「これがほうれい線でしょ。これが眉間の皺でしょ」と一発で判ったのが楽しかったです。難解そうに見えて簡単な探しゲーム。でもそれが簡単な理由は作家が超人だから。うーん、おもしろ❀
会場を出てグッズ売り場へ。普段買ってもポストカード1~2枚のこの私が、なんと今回初の缶バッチを購入!くっそ悔しいぜ!!悔しいほど今回のグッズを手掛けた人、センス抜群だったぜ!!マジ何アレ。購買意欲刺激されまくって参ったwww
しかし密かに期待していた針金人間の鉄箸とかは無かったな~(´Д`)公式で出ないかなぁぁ~~。絶対ウケるよ…切に希望ww
毎度恒例美術館のアートショップレポートですが、国立新美術館の地下には良い物沢山ありまっせ♪特に紙細工。凝った折り紙とかポストカードとか。海外のお友達がいたら、「これが日本のセンスと技術力じゃぁあああ」と言ってプレゼントしたいお手頃価格の商品が多数。おすすめです( ^ω^ )
by さぁチュン