今年の産学公プロジェクトを振り返って ≪講評≫

今年の産学公PJで染色に参加した学生は4人で、7点の新作が誕生しました。

私は手描き友禅、墨流し染め、草木染め(小松菜染め)という染色技術をもって作品制作をしておりますので、そのいずれの染色技術の提案が出てもよかったのですが、4人とも墨流し染めを選択しました。

始めのミーティングで、商品化を前提にデザインすることをお願いしたので、出来上がった作品はすぐに販売可能なものが出来上がりました。

特に教員賞を受賞した「私Phone」は、パッケージ、リーフレットの3点がその対象になったと思います。私だけの=墨流し染めとがぴったりマッチした商品になりました。

他にも作品名「一期一会」の簪、スイーツのマカロンから発想したmacaronバッグ、作品名「ふわり」の照明、など外注加工の協力なくして完成することはありませんでした。

改めて、ご協力頂いた各職人の皆様にお礼申し上げます。

参加してくれた4人の学生には、是非この経験を今後に活かし、より一層の飛躍をしてくれることを期待しています。