エジプト旅行記🐪1日目

世界中で起こっているゴタゴタがすこーし落ち着いてきたかなぁという昨今。(報道がないだけかもしれませんが)

今年の夏休みは“きっとそろそろ大丈夫!;”とエジプトへ旅立ってきました!!チョイスの理由は、「生きてるうちに1回くらいピラミッド肉眼で見たくない??」

これに尽きます。

 

日本と7時間の時差があるエジプト。まずは21日の深夜、13時間20分かけてカイロへ。その後1時間5分の乗り継ぎを経てルクソールに到着しました。

パイロットが優秀なのかエジプトの飛行機が高性能なのか、「え、今着陸したのっ??!そんで飛行機ってこんな速攻で止まるもんなの!!?」というほどあっさりと到着。

エジプト、侮りがたし(―言―);

 

 

こちらは、カイロからルクソールまでの間、眼下に広がっていた景色です。ナスカの地上絵は、もう見なくていいと思えた。

 

 

さて。ばりばり午前中ですが、早速世界遺産「カルナック神殿」と「ルクソール神殿」を観光。こういう時の鉄則は、ガイドさんの隣に張り付き、沢山質問して早めに仲良くなることです( ^ω^ )最終日までに旅の密度がぐっと増す(笑)

 

太陽の聖獣である牡羊の頭を持ったスフィンクスに迎えられ(こんな暑い場所でも羊って生きられたのね)いざカルナック神殿へ。

 

 

 

ここの見所は、世界最大級のオベリスク(高さ29.56m、重さ323t)。オベリスクとは太陽神を象徴する石柱で、なんとアスワンから切り出してナイル川を使って運ばれてきた一枚岩なんだそう。ガイドさんがこの巨大な柱をどうやって起立させたのか説明してくれたけど、高度過ぎて正確に書けないので割愛(苦笑)とにかく、ただただ人力に頼って引っ張りあげたわけではないようで、当時の建築技術にポカンとなるばかりでした(0Д0)

 

 

でっぷりとした134本の柱の間を縫うように歩くと、まるで蜂の巣の内部にいるような感覚。思わず某超有名な、みんなのうた100選にも入る「エ・ジ・プゥートォーでぇーはっ♪」を口ずさみ、いやいや本当にエジプトの地を踏んでるよと震えました。

 

 

 

 

続いてルクソール神殿へ。こちらの第一塔門にもオベリスクがあるけれど、本来対で立っているべきうちの1本は、現在パリのコンコルド広場にあります。19世紀当時の権力者、モハメッド・アリが時計と交換にフランス皇帝に贈ったのが後にパリへ渡ったそうですが、真実やいかに。

 

ここで印象的だったのはこちら。椅子に座るラメセス2世と妻ネフェルタリの像。

 

 

背凭れ側に廻ると、奥さんが旦那様の肩に手を廻している…!ぇ、逆じゃね?とか思ってはダメ♡この手があることで、いかに2人がラブラブだったかを示しているのだそう……ちょいと政治的な香りがしますね?―とかも思ってはダメ♡

 

 

ガイドさん、やたらとこの2人がラブラブだったことを強調してましたが、エジプト人にとってはこの2人がおしどり夫婦の代名詞なんだそうです。結婚式のスピーチとかで「ラメ&ネフェを目指します✨」とか言っちゃうのかな。ガイドさんの口振りだと、言っちゃいそうだったけど(笑)

 

 

 

約2時間の観光を終え、これから4日間お世話になる船へ向かいます。

そう、この旅最大の魅力は、ナイル川クルーズをしながら遺跡巡りができちゃうことなのだ(੭ु´^ω^`)੭ु⁾⁾!!

船中泊なんて、お金持ちになった気分💖「ナイル川殺人事件だぁー♪」とはしゃいでいると、同じツアーの参加者さんの中にポアロ好きがいらっしゃって意気投合(*≧∀≦*)サンデッキで肌を焼いている白人さんをつかまえて、「あれは寝てるんじゃない…ッ毒を打たれて陽炙りになってるんだ(・言・)」とか原作遊びが止まりませんでした(爆笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

清掃員さんのセンスが光るバスタオルアート。扉開けた途端吊り下がってて、侵入者ぁぁあッ!?と腰が抜けかけましたwww

 

 

 

一休みすると、今度は近くのスーク散策へ。アメ横みたいなもんですね。私は各国の市場とか、ナイトバザール巡りとかが大好きで、今回のこれも楽しみにしておりました🌼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイカにバナナに香辛料♪デーツにお米にハイビスカスティー♬極彩色のお洋服…に混じってブラジャー☆オープンねッ///?!

 

散策前に、ガイドさんから注意事項。曰く、この国の商売人は観光客を見つけるととりあえず「ワンダラー!」(1ドル)というけれど、これは「この商品は1ドルだよ」の意味ではなく、「いらっしゃーい」と同義だとか(苦笑)もしくはお互いの眼が合ったことに対する対価。もしくは商品を眼に映した対価。

 

やーめーてー┐(´д`)┌そういうのやーめーてー

 

日本人が苦手なやつ。故に超カモられるやつ。でも世界の人に言わせれば、日本人は買い物に時間をかけなさすぎるんだって。その時間を楽しんで、もっと交渉すべきだとか。いいじゃん、潔さを美徳だとでも思っておくれよー;;

 

店内を見たいのに、常にわらわらと寄ってくるワンダラー兄ちゃん達に「ガーリーガーリー」(値段が高い、の意)と呪文を唱えていると、香水瓶屋のじいちゃんが「ワンポンド」と声をかけてきた――が、反射で「ガーリー」と応えちゃって「Σはあっ?!!」と逆ギレされましたww

「あ、ポンドねっごめん高くない高くない;;;」と焦ったノリで店内へ(ある意味思うツボ)でも品質が悪かったのでちゃんと逃げてきましたよ(笑)

※1エジプトポンド=6.45円

 

その後、カフェでホットミントティーと人生初の水タバコを楽しんで、散策は終了(^。^)y-.。o○

 

 

水タバコの煙は真っ白で全く苦くなく、青りんごのフレーバーで清涼感ばっちしでした★ずっと興味があったけど、まさか現地で初体験できるとは!感動!!結局買い物はできなかったけれど、それなりに現地の商売人相手に度胸試しができて満足でした=3

 

 

船に戻る頃にはナイル川の稜線に夕陽がかかり…(違っ/笑)昔好きだった「生き物地●紀行」のOP曲がなぜか頭の中に響き渡る中、長い初日が幕を閉じました。

 

 

 

by さぁチュン