アン・ルイス

アン・ルイスは最高のロックンローラーだった。僕はLP.EPそしてCDを幾枚持っているだろう、

清純ポップスから始まって、山口百恵が引退した頃から激しくシャウトするようになり、

やがて観客を総立ちさせるパワーロックンローラーになった。「六本木心中・ああ無情・

KATANA 」あたりが頂点だったろうか、僕はかなり初期のころのアン・ルイスを有楽町あたりの

ライブ・カフェで聞いている。

会社を抜け出して行きつけの喫茶店でカレーとコーヒーを頼んで、ジュークボックス

で「甘い予感」をかけてもいた。そして僕は今も時々大音響でアン・ルイスを聞きたくなるんだ。

「だけど心なんて、お天気で変わるのさ、長いまつげが卑猥ねあなた。----」

by ひいチュン